南アルプスの麓でジャム作りをしているくだもの農家が
いろんなジャム作りの勉強と研究をしています。
※価格は掲載時のものです。変動している場合がありますのでご注意ください。
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ジャム作りの瓶の選択
ジャムの瓶には色々なタイプがありますが、ジャムを作ろう!というとき
どんな瓶を選ぶか!
最初私達は、ネジ式の瓶を使ってました。
ホームセンターとかでも手に入るし、そんなに値段も高くないし。
ネジ式の瓶の欠点は
○きちんと閉めるのが難しく、締まりすぎると開き難くなる。
今使っているのは、ツイスト式の瓶です。
どこでも手に入るというわけではありませんので、業者さんから大量に仕入れてます
ツイストふたの欠点は
○きちんと溝を合わせないと斜めに閉まってしまい、密閉できない!
出来上がったジャムの品質不良は殆どがこのパターンですね。
この失敗を防ぐために、
蓋をかぶせたら閉まる向きと反対側に廻して
カシャ・カシャ
と2回音をさせてから閉める!
というのがあります。音がするところがちょうど蓋とツイストねじの溝が噛み合うところなんですが
その音が2回噛み合うのを確認して締めると失敗が無いんですね。
長野の飯田にある小池手作り農産加工の社長さんに教えてもらった閉め方のコツです。
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【ジャム作りの歴史】
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【説明】
ジャムとは果物に糖を加え、加熱することによって果物に含まれる酸とペクチンがゼリー化したものです。果物によっては、保有するペクチンが少なかったり、酸味の弱いものがあるので、天然のペクチンや酸を加えて、バランスを整えます。
ヨーロッパでは日本の漬物のように、昔から地域の風土にあったジャムが生まれ、長い歴史を誇っています。
フランス語ではジャムのことをコンフィチュールと言いますが
日本では、
ジャム→ペクチンによってゼリー化した果実
コンフィチュール→ジャムよりやや柔らかいものや、ハーブや香辛料など
フルーツに様々な要素をミックスしたもの
という感じでしょうか
また近年の健康志向もあり、日本のジャムは西洋のものに比べ糖度が低いものが好まれるようです。
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